2019年11月20日

空港「顔パス」一度の利用で一生警察に追跡されるようになる

香港で抗議活動が続いている様ですが、どうやらある拠点が
警察に踏み込まれ制圧され、逃げ出す人や投降する人が多く
出た模様です。最後まで徹底抗戦する気持ちをお持ちの人も
いる様ですが、力と力の争いでは負ける瞬間もあります。

投降した際に、18歳未満はある条件を満たすと逮捕されない
とする条件が提示された様です。それは警察に名前と顔写真
を登録する事だそうです。ひと昔前では、これが名前と指紋
に相当する情報と言えるのではないでしょうか。いま警察は
指紋ではなく、顔写真を求める様です。

これは日本人の皆様にとって対岸の火事として傍観出来る話
ではありません。日本でも、警察が顔写真を求める様になる
でしょう。香港と違って日本では、あからさまに求める事は
しないのかもしれません。

――◇◆◇――

政府が口先で何を主張しているか、ではなく、どんな設備を
保有し、整備しつつあるか、を踏まえて、何が出来るか、を
正確に読み解かなければ、簡単に騙されてしまいます。

公共交通機関へのAI顔認識カメラの導入が止まりません。

タクシーに搭載されているカメラがドライブレコーダーでは
無くドライブレコーダーに偽装したAI顔認識カメラである事
を、繰り返し述べてきましたが、タクシーに続き、バスにも
導入が始まっています。タクシーと恐らく同じシステムのAI
顔認識カメラがバスにも導入されている様です。少なくとも
一部バス会社の車両の中に導入された車両が存在しています。

鉄道では、特急車の車両でAI顔認識カメラの導入を確認して
います。導入は少しずつ拡大している様です。鉄道施設への
AI顔認識カメラの導入がものすごい勢いで進んでいます。駅
ホームの監視カメラがAI顔認識カメラ化されている他、主要
駅では、広範囲にAI顔認識カメラ化された監視カメラが存在
している模様です。

街中で、商店街や自治体が設置しているカメラの、AI顔認識
カメラ化が進んでいます。民間の住宅やビルにも警察に直通
しているAI顔認識カメラがあります。

空港「顔パス」搭乗へ指針(中略)
政府は、主要空港での顔認証技術を活用した「顔パス」による搭乗手続きを普及させるためのガイドライン(指針)を作成する方針を固めた。(中略)情報流出などに関する利用者の不安を払拭するため、個人情報の24時間以内の消去を明文化することも検討。(中略)成田で導入予定のシステムでは、チェックインなど空港での最初の手続きの際に搭乗者の顔写真を撮影し、パスポートや搭乗券の情報と組み合わせたIDを作成。保安検査や搭乗の際には、その場に設置されたカメラが顔情報を読み取り、IDの情報と照合して本人確認を行う。(後略)

〈産経新聞 11月18日 朝刊 1面〉

搭乗券を読み取り機にかざして通過する現在の仕組みに一体
何の不足があると言うのでしょうか。少なくとも、利用者に
とってはせいぜい数秒の違いしか無く、混雑時には並ぶ事を
考えても、それほど長い時間を占める違いではありません。

――◇◆◇――

皆様、日本の警察は、インターネットの閲覧履歴を無差別に
収集し、長期間保管している事をご存知ですか。

国内の主要な中継器には傍受プログラムが仕掛けられていて、
暗号化されていない通信を傍受している事は、もちろんの事、
暗号化されている通信さえも傍受している様です。情報提供
事業者の、サーバーには傍受プログラムが仕掛けられていて、
閲覧履歴の生データ、をリアルタイムに送信しているのです。
主要な情報提供事業者、特に国内に利用者の多い米国の情報
提供事業者は当然のごとく収集の対象となっており、国内の
大手はもちろんの事、中小の情報提供事業者にも収集の対象
が広がってきていて、拡大を続けています。

法律とか令状とか関係ありません。全てを記録し続けている
のです。法律とか令状とかは、記録した情報を読み解く為の
後付けの理由に過ぎないのです。

いま既に法律も令状も無視した情報収集を行っている警察が、
ガイドライン如きを理由に、指をくわえて大人しくしている
と思いますか。

――◆◇◆――

(前略)国交省が10月に開いた検討会には、航空関係者や個人情報保護分野の専門家も出席。個人情報の取り扱いについて、「(乗客に)同意させれば何をしてもよいということではないという考え方を明確に発信すべきだ」との意見が出た。
〈産経新聞 11月18日 朝刊 1面〉

意見は検討会に出席した専門家が出した内容であり、決して
政府の姿勢では無い事に注意しなければなりません。多くの
新聞は、政府を代弁しているに過ぎず、聞こえの良い印象を
誘導しているのです。

――◆◇◆――

自分の情報は自分で守るしかないと思います。

新しい技術には、刺激があって、即座に飛びつきたい衝動が
湧きあがるだけの力があるのかもしれません。ただちょっと
冷静になって、どれだけ得るものがあるのか、立ち止まって
考えてみるのもいいかもしれません。

ほんの少し得るものと引き換えに、その後一生背負う害悪と
向き合わなければならなくなる可能性があるからです。

いまのところ、政府の方針としては、乗客に同意させた上で
同意を得た乗客のみに新しい技術を適用する態度を示しては
いるのですが、これが問答無用で全ての人に適用となるのは
時間の問題なのではないかと思います。

ただ選択の余地が残されているうちは、自分の情報は自分で
守る行動を、少なくともとる事をお勧めします。

 
posted by miraclestar at 17:00 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする