いまから三年前の11月に、“失われる七年”と題した記事を
書き、その先七年にわたる長期の停滞を予言しました。
いまから日本文明は“失われる七年”とも呼べる
長期の停滞を新たに経験することになるでしょう。
(中略)
アベ政治の不都合な側面は万博の開催に
よって覆い隠され忘れ去られるでしょう。
少なくとも七年の間頓挫すること無く
最後まで行くのであれば、日本国民の
生活水準は下がることはあっても
上がることは決してありません。
(後略)
〈2018年11月25日〉
一年遅れの東京五輪を消化し、衆議院議員選挙を終えたいま、
“失われる七年”の、残りあと四年が、打ち破られる事無く
最後まで行く流れが見えて来てしまいました。
(前略)自民党に決定的な打撃を与えられなかった選挙結果は、いずれ国民にツケとなって返ってくるだろう。(中略)まんまと安定多数を握った自民党は、この先4年、解散をせずに権力を握り続ける可能性が高い。(後略)
〈日刊ゲンダイ 11月2日(11月1日 夕刊) 3面〉
新聞記者の言う見立ての通りになる可能性があると思います。
アベから続く政治の流れが、この先も変わらず続く、と言う
事です。国会の参加者は、多少の入れ替えがあり、見え方は
変わるかも知れませんが、あらゆる制止を無視して突き進む
結末に変わりは無いでしょう。
この先、民衆を縛りつける監視カメラが、逃げ場が生じない
様に密にあらゆる場所に配備されていくでしょう。AI顔認識
カメラ、盗聴器、赤外線カメラ等によって、一挙手一投足迄
見張る様になるでしょう。
手足だけではなく目や口迄縛られた監獄の中で、とっておき
のアイデアは、街中に仕掛けられたカメラや盗聴器で盗み出
され、為政者のオトモダチの血肉になります。細心の注意を
払って守ったはずの営業秘密も、クラウドやメール、SNSから
漏れて、これもやはり為政者のオトモダチの血肉になります。
あらゆる言動は監視され記録されていて、何をやっても察知
され先回りされる“無理ゲー”の中で、“雀の涙”程の割当
をありがたがる暮らしになるでしょう。
その中で割当を最大化したいなら、やつらの言う通りに踊る
しかありません。そして、もうひとつ大事な事は、やつらが
どんな不正をしても、声を上げず見て見ぬ振りをする事です。
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