2022年09月04日

カメラが増えれば、監獄になる

日々、また新たに身体を縛る束縛具が増えていく。昔の監獄
には肉体の自由を奪う束縛具があった。移動の自由を奪う柵
があった。いまの監獄に、目にみえる束縛具や柵は無い。

いまの監獄においては、身柄を拘束する必要はない。街全部
が既に監獄であり、逮捕状を取らなくとも、いつでも自由に
好きなタイミングで監視を始める事が出来るからだ。

多くの場合において、自由を奪う束縛具を、装着させる事に
苦労する必要はない。ちょっとの餌と引き換えに自ら進んで
装着するからだ。装着を拒む者を追い詰める包囲網も、日々
狭まっている。

目にみえないから、ほとんどの人は意に介さない。その影で
日々、自由が蝕まれている。少しずつ確実に。

ちょっと良さそうに思える事、それは、本当に良い事なのか。
目先だけの変化には、綻びに有無を言わさず従う様にさせる
為の、束縛具の装着が伴う。

街中に情報機器が張り巡らされる未来、とは、人間にとって
正しい未来なのか。想像してみて欲しい。自分より街の方が
賢くなってあらゆる事を先回りして決められてしまう未来を。
スマホを使いこなす人なら、難しい想像ではないだろう。

実際は、望む望まないに関係無く、ものすごい勢いで街中に
情報機器が張り巡らされ続けている。その一部には処理装置、
表示装置が含まれるが、何よりも急速なのが、カメラだ。

新しいカメラの多くは、通信装置で監視網につながっている。
そうでなくとも、出入り業者に扮した秘密警察がやって来て、
ちょっとの作業で、監視網につながったカメラになるのだ。

カメラが増えれば、監獄になる。絶対に忘れてはならない。

 
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posted by miraclestar at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする