2023年01月12日

“火事場泥棒”の系譜

年始に視聴をおすすめした番組「帝銀事件」と「混迷の世紀」
をつなぐ「“火事場泥棒”の系譜」について述べようと思い
ます。起点は「巣鴨プリズン」、終点は「日米ソロモン諸島
合同軍事演習」、底流にある思想は「反共の砦」です。



「反共の砦」と言う思想で、あらゆる“火事場泥棒”が正当
化されました。“火事場泥棒”の申し子・安倍晋三が数多の
“火事場泥棒”を繰り返して、盗み出したものを集大成した
ものが「クアッド(日米豪印)」と言う名の軍事同盟構想で
した。アベ死後には「クアッド」をアベの功績として称える
キャンペーンがたちあがっていたので、その界隈では拠り所
なのでしょう。

「クアッド」は、共産主義を掲げる中国の野心を封じ込める
対抗軸として打ち出された軍事同盟構想でした。「日米ソロ
モン諸島合同軍事演習」は、足並み揃わず支持も広がらない
「クアッド」を、無理矢理取り繕うとする日米の惨状でした。



戦争犯罪者として「巣鴨プリズン」に収容されてた岸信介が
釈放され公職に返り咲いたのは、「反共の砦」を築くうえで
役に立つと判断されたからでした。

岸信介の孫、安倍晋三は、犯罪的行為を行う組織と協力しな
がら権力に居座り国民に対する背信的行為を繰り返しました。

安倍晋三と協力関係にあった組織は、主な手段が殺人ではな
かったものの、日本国民に対する経済的な虐殺を行いながら、
ギブアンドテイクで、無罪放免であり続けました。

 
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posted by miraclestar at 21:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

父親は「戦場へ行け」と責めたてる

戦争を経験した人は、立場による濃淡はあれ、「命を大切に
しろ」と言う。しかし、父親と母親は違う。

「命を大切に」を「死なない」と言い換えると「肉体が死な
ない」事だけで大切にしたと言えるのか、と言う問題がある。

肉体が死ななくとも、人道に反する犠牲を生む役割を背負わ
される可能性がある。肉体が死ななくとも何かが死んでいる。

父親は「戦場へ行け」と責めたてる。自ら戦時統制に加わり
息子にも加わる様促す。母親は「限られた枠内でも、戦費を
買い支えたい」と言い出す。

どこを向いても、戦争一色だ。しかも、かつての戦争と違う
彩色だから、戦争と気付いている人が少ない。

 
posted by miraclestar at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする