2021年05月16日

欧州ではAI顔認識カメラが街中に張り巡らされている

欧州連合(EU)が“裏システム”の存在を公式に認めました。

(前略)欧州連合(EU)欧州委員会は(四月)二十一日、人工知能(AI)利用を巡るEU初の規制案を発表した。(中略)公の場での顔認証システムも厳しく規制し、捜査当局によるリアルタイムの利用を原則禁止した。(中略)顔認証など遠隔での生体認証システムの捜査利用は「行方不明の子供の捜索」「特定の差し迫ったテロの阻止」などを禁止の例外とした。(後略)

〈東京新聞 4月23日 朝刊 7面〉

人権や民主主義に配慮して「公の場での顔認証システム」の
規制をするフリをしながら、シレッと“裏システム”の合法
化を忍び込ませて来ました。

「行方不明の子供の捜索」や「特定の差し迫ったテロの阻止」
が出来ると言う事は、捜査当局に接続されたAI顔認識カメラ
(=遠隔での生体認証システム)が街中に張り巡らされている
と言う事です。この事実を欧州市民は知っていて、なおかつ
市民権を得ていると言う事なのでしょうか。

日本と欧州では犯罪の発生状況等、市民が置かれている状況
が異なり、日本人の感覚と欧州市民の感覚がまったく同じで
あるとは言えない状況があるのかも知れません。

それにしても、遠隔での生体認証システムが街中に張り巡ら
されている事は、欧州市民が望んだ事だったのでしょうか。

 

市民に気付かれないところでやりたい放題を続ける為政者に、
市民はあまりにも無力であり、従順で無頓着です。

(前略)巨大IT企業による寡占化が進むネット広告市場について、(中略)欧米各国も規制強化に動いており、企業側も対応を急いでいる。(中略)

「(ネット上での)自分の履歴を監視され、『これどうですか』とセールスされている感じ」「メールの内容や購入金額、住所も漏れているのではないか」日本インタラクティブ広告協会(JITA)の調査で、利用者の好みにあわせて配信するターゲティング広告について寄せられた利用者からの不安の声だ。

JITAが19年に行った調査では、調査に応じた5千人のうち、4割がターゲティング広告に「嫌悪感を感じる」と回答。8割以上が、自身の情報がネット広告配信に活用されていることを「不安に思う」などと答えた。(後略)


〈朝日新聞 4月28日 朝刊 2面〉

フランス人は、頭がイカレてしまったのでしょうか。

(前略)フランス政府は(4月)28日、国民のインターネットの閲覧履歴を当局が自動分析して捜査に活用することなどを盛り込んだテロ防止法案を閣議決定した。(中略)法案が成立すれば、当局はインターネット上の膨大な情報をアルゴリズム(計算方法)で分析できるようになる。(後略)

〈朝日新聞 4月30日 朝刊 5面〉

あの世界を揺るがした、厳しい個人情報保護規制は何だった
のでしょうか。巨大IT企業に規制の網をかける一方で、自ら
は、巨大IT企業がターゲティング広告で、市民の目に見える
ところでやって批判の的となった事を、市民の目に見えない
ところで、こっそりとやり始めると言うのです。

そもそも、こんな法律が出来る前からインターネットの閲覧
履歴の分析や情報の窃盗は当たり前の様に行われていました。

GoogleやYahoo!、Twitter、Facebook等の大手は、既に、情報
機関の手の内に堕ちており、かなり前から利用者を裏切って
あらゆる情報を、情報機関に無差別に送信し続けています。

Wikipedia等は、それらとは違い、最後迄自由を尊重し続ける
と信じていますが、情報機関は利用者が閲覧しているページ
を、ある程度の精度で特定する事が可能です。通信は暗号化
されており、内容を直接読み取る事は、事実上不可能ですが、
ページ毎に通信経路を通過するデータ量は一定であり、少な
くとも閲覧しているページの分野が想定出来る範囲内である
ならば、どのページを閲覧し別のページを読み込む迄どの位
滞在していたか等の情報が取得可能です。これに画像の読み
込み等で生じる、ページに付随した通信のデータ量の情報を
組み合わせれば、更に精度を確保する事が出来ます。

接続元のアドレスが誰の端末か、接続先の組み合わせ等から
明らかになる事があります。そもそも、情報機関の手の内に
堕ちている大手でログイン等すれば、たちどころに情報機関
に伝わり、接続元の端末の利用者を特定するでしょう。

 
posted by miraclestar at 02:00 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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