2023年03月23日
特急くまの 私案
kiji230323.atc(137,508bytes)
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かなり先の時点で公開するつもりで書いていた原稿で、議論
の途中経過が未公開なのですが、原稿中、問題提起の対象が、
実施の時期が迫っている事が分かり、先行して公開する事に
しました。
「JR東日本GV-E400系気動車(2両)の電気出力と速度100km/h
の空気抵抗が拮抗する」と言うのは、現時点では仮説に過ぎ
ないのですが、正しいとすると気になる事があります。
「JR東海HC85系気動車(2両)は、速度120km/hが出せるのか」
と言う問題です。HC85系気動車は昨年運用が始まったばかり
の新型車で、特急ひだ(名古屋〜富山等)でつかわれている
ハイブリッド式気動車です。ハイブリッドと言っても電気式
気動車の性能の制約を受けるので、大丈夫か、と言う訳です。
空気抵抗が問題となる速度域では、抗力は速度の二乗に比例
すると言われています。70, 100, 120km/h の空気抵抗の比は、
70x70:100x100:120x120 = 49:100:144 ≒ 1:2:3 です。
特急ひだの運用をみると4両以上での運行しか無く、特急ひだ
でつかう限りは問題無い様です。ただ、今後、特急南紀(2両)
でも導入予定と言う事です。
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