2022年08月28日

言論による攻撃の懸念がある危険な状況

過去、「自称ジャーナリスト」が、自身が管理するWebサイト
上で、古巣の名誉を毀損する記事を書き、繰り返し攻撃をし
ていたのですが、その「自称ジャーナリスト」が、紙で発行
されている日刊紙でコラムを持ち、発言の機会を得ています。

この度、過去、Webサイト上で行われていた事が、紙の新聞に
場を移して繰り返されるのではないかとの懸念を持ち、判断
材料を提供する目的で、記事を書く事にしました。

(世間を騒がしている宗教団体の創始者)の息子が教祖(中略)

7月8日、(元首相を暗殺した)容疑者が(宗教団体)分派の別団体に所属していたと一時的に報道された。ネット上ではそれが(宗教団体の創始者)の七男(中略)率いる(息子の宗教団体)ではないかとの噂が流れて話題となったが、この話はデマだったようだ。ただ、(息子の宗教団体)がかなり特異な宗教団体であることは間違いない。

この教団は米ペンシルベニア州に本拠を置き、日本にも支部がある。2012年の(世間を騒がしている宗教団体の創始者)死去後、妻(中略)と子供たちの間で後継者争いが勃発し、(妻)が教団を掌握。教団を離れた(息子)が設立したのがこの(息子の宗教団体)だ。(後略)


〈日刊ゲンダイ 8月16日(8月15日 夕刊) 4面〉

一般論として、親と子の考えがまったく同じだと考えるのは
早計だと思います。ましてや、組織を出て別組織を立ち上げ
たのであれば、なおさらです。

次に、新興組織の場合、評価が定まる迄時間がかかると言う
事です。その前提の上で、良心に反する実態があれば、指摘
すれば良いと思います。

世間を騒がしている宗教団体は、過去数十年にわたって社会
との間に問題を起こして来た事実があり、評価は定まりつつ
あると言っても良いのかも知れませんが、その創始者の子が
つくった組織が同一である、との前提に立つ書き方は、粗雑
で乱暴だと思います。

そもそも「この話はデマだったようだ。」へ続く文章は必要
でしょうか。無法地帯と化しているネット上の文章ならまだ
しも、責任が重い紙の新聞上で書く文章ではないと思います。
容疑者と言えど、無用な印象操作はいらないでしょう。

(前略)(息子の宗教団体)の特徴は銃を信奉していることだ。信者たちが自動小銃のAR-15を構え、銃弾を束ねた王冠を頭に載せて礼拝することから、米国では「銃の教会」として知られている。(中略)ペンシルベニア州の田舎町に購入した土地で格闘術や銃の射撃訓練を行うなど、やっていることは武装ゲリラ部隊さながらだ。(後略)

〈日刊ゲンダイ 8月16日(8月15日 夕刊) 4面〉

急迫不正の侵害に対する防衛行動は、日本でも認められてい
ます(正当防衛)。米国は銃社会の為、銃を備えとして持つ
事は広く行われていますし、格闘術や銃の射撃訓練も、宗教
団体だけがやっている事ではありません。

(前略)実は(中略)7月8日、偶然にも(息子)は日本滞在中だった。(中略)筆者は6月25日の東京大会を取材。(息子)のこんな発言を聞いた。「ワクチン接種を3回受けたら、自分の免疫システムが90%以上壊れていく。若い者たちも突然、心臓まひで死んでいる。世界経済も壊されていく。それは中産階級を殺す作戦だ。これが共産主義だ。政治サタン主義だ」完全に反ワクチン陰謀論だ。(後略)

〈日刊ゲンダイ 8月16日(8月15日 夕刊) 4面〉

いまはまだ検証されていませんが、ワクチン接種をして人工
物が体内に入れば、何かしら変化を及ぼす事は間違いありま
せん。人工物が体内で分解される迄時間がかかるものであれ
ば、損傷をもたらすでしょう。

ワクチン接種後に、若い者が突然死する事例がある事は事実
であり、報道もされています。

支離滅裂にみえる主張の中にも、一定の事実が含まれている
事があります。ところが、この筆者は、事実確認を雑なまま
に終わらせて、目立つ部分だけで「完全に反ワクチン陰謀論」
と断定してみせています。

そこには、さも「反ワクチン」が忌み嫌うべき絶対悪である
かの様な文章表現(文脈からその様なイメージを誘導する書
き方)があります。

これでは、含まれている一定の事実迄一緒に否定されてしま
いますし、「(この)筆者が理解出来ない主張は絶対悪」と
言う短絡的な考えを拡散させてしまう可能性があり、危険な
状況だと思います。

記事全体を通して、目立つ部分の奇妙さを並べたて、異質で
ある事は分かるのですが、事実確認が雑な為か、何が問題か
分かりにくく、ただ異質をバカにする文章にもみえてきます。

この「自称ジャーナリスト」は、20年以上にわたり宗教団体
の主張に触れているとの事ですが、そうであるなら、傍流で
はあるものの、キリストの教えを源流とする主張をする一派
が、共産主義に勝とうとする支離滅裂に、何故触れないので
しょうか。それとも触れられないのでしょうか。

結局、キリスト教にしても共産主義にしても、それに懸命に
なる人への興味は無く、ただ目立つ部分の奇妙さを叩く事に
終始しているだけなのではないか、と思えてなりません。

 

この「自称ジャーナリスト」が、どう言う人物であるか、Web
サイト掲載記事について、古巣の担当者が争っていました為、
間接的にではありますが、存じあげております。

十年以上前の話で、しかも聞いた話のうる覚えではあります
が、どんなに説明を尽くしても、思い込みに過ぎない自説を
曲げようとせず、平行線のままだった様です。また、送られ
て来たメールをWebサイト上に晒してバカにする、そう言う事
をする人物だった様です。

ネット上でやりとりされていた噂や疑惑に対する公式見解は
公式Webサイト上に掲載されていますし、新たな情報があれば
その都度更新されるでしょう。

古巣と「自称ジャーナリスト」との間のやり取りが途絶えた
後も、古巣を攻撃する記事を投稿しており、いまも、攻撃の
機会を諦めていないのではないかと思います。

悪意にとり憑かれた人間が、事実から離れた言葉を繰り返し
投げつけて来るのを止める事は、出来ないのかも知れません。
そうであったとしても、良識を失わず、曇り無い目を持って、
ぜひ、事実から目を逸らさないでいて欲しいと思います。

 
posted by miraclestar at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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